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    欧州の動向(4) ECBの予想レート 

     今回はやや趣向を変えて、ECBによる為替予想でも取り上げてみる。

     ECBは今年3月の決定会合で以下の通り為替予想を発表。その部分の抜粋。

     Bilateral exchange rates are assumed to remain unchanged over the projection horizon at the average levels prevailing in the two-week period ending on the cut-off date of 14 February 2013.
     This implies an average exchange rate of USD per EUR of 1.35 for 2013 and 2014, which is up from USD 1.29 in 2012.
     The effective exchange rate of the euro is assumed to increase by 4.2% in 2013 and by 0.1% in 2014.

     訳は・・・勝手にご自身でお訳し下さい。

     まあ簡単に言ってあげると、2013年と2014年はユーロドルは1.35なんだってさ。

     ちなみに去年の予想はどうだったかというと、2013年の予想レートを2012年3月時点には1.32、同年6月には1.30、同年9月にはなんと1.23と発表している。同年12月は公表なし。そして2013年3月には突然1.35。一貫性は全くございません。

     ECBは大嫌いなジョージ・ソロスやジム・ロジャーズでも雇うといい。まあトレンドは当ててもレートは当たらんやろうけど。

     
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    FX夜桜はサブかったの会 

     FX夜桜の会という集まりがありましたが、メインイベントである夜桜の花見には参加せず、サブイベントのみサクラとして参加しました。4月下旬にもかかわらず、その日は冬のようにサブかったので、私はサブのみの参加で充分です。
     
     そして今回も驚かされる事実が、多々ありました。
     
     
    ・一番びっくりしたこと

     ひまママさんの口から、「ユーロ」という予想だにしない言葉が連発で出たこと。

     「憂慮」の聞き間違いだったか、もしくは幻覚を見たのかもしれません。事実じゃなかったと思います。。。


    ・二番目にびっくりしたこと

     paoさんが、あるおっさんの動きを見過ごさなかったこと。

     くるりさんがエレベーターの中で、ど~でもいいEAの話を振ってきたときに、私は気づかなかったのですが、近くにいたおっさんが振り向いてじっと見ていたらしい。paoさんが「この人絶対FXやってるって思った~^^」と言っていました。

     この話&ひまユーロがきっかけで、その後なんと20分もFXの話をすることになろうとは。。。これは三番目にびっくりしたことですかね。FXの話をしたのは事実ですw


    ・なんもびっくりしなかったこと

     くるりさんが、特技「偏食&大量の食べ残し」を繰り出したこと。

     店の人が唖然としてたので、代わりに私が店の人に謝りました。事実です(>_<)


     

    欧州の動向(3) BOE 

     BOEは今年7月に8年続いたキング体制からカーニー体制に代わる。これを簡単ではあるが確認してみる。


    「カーニー氏とは何者か」

     319年という長い伝統を持つBOEで、初めて総裁に外国人が起用される。カーニーはカナダ人で、現BOC総裁。

     ゴールドマンサックス時代にロンドン支店に13年間勤務経験があり、また夫人がイギリス人らしく英国通であるらしい。

     カーニーは「中央銀行界のジョージ・クルーニー」という異名を持つ。英メディア関係者の中でも女性陣の受けが非常に良いらしい。まあ、他の中銀総裁と比較した限りではハンサムなの方なのだろう。ハンサムが得か損かは議論が分かれるかもしれないが、大損することはないだろう。

     なお英国では中銀総裁を募集する時には経済誌「エコノミスト」に広告が掲載され、条件を満たした人は誰でも応募出来る。今回は約50人が応募。


     オズボーン英財務相が同氏を次期総裁に決定した最大の理由は、BOCの銀行監督能力の手腕が優れていた点としている。

     リーマン・ショックによる世界規模の金融システム崩壊の影響で、英国では2つの大手銀行が一部国有化されたままで、納税者による負担は未だに続いているが、それと比較してBOCの監督手腕が優れていたためか、カナダの金融機関は国有化や政府による大規模な財政支出による援助なしに難を切り抜けたという経緯を評価。


    「英国の現状」

     2010年に現在の保守・自民連立政権が誕生した時に、キャメロン首相は緊縮財政策の遂行を最優先事項として取り上げた。その最大の理由は「英国のトリプルA格付けを守ること」である。

     しかし結果としては、予想以上に悪化した経済の低迷により、どんなに国を挙げて赤字削減に取り組んでもGDPそのものが伸びないので、景気は回復せず財政も悪化する一方という最悪の事態を生んでいる。

     なお、今年2月下旬にムーディーズが英国を格下げ。ポンド売りに拍車をかける。ちなみにS&PはトリプルAのままだが、見通しはネガティブである。


    「フォワードガイダンス制の導入」

     3/20にオズボーン英財務相が「2013年度予算案」を発表。今までの「物価安定の維持」に加え、「フォワードガイダンス制を導入」することが決定。8月に発行されるBOE四半期インフレーション・レポートから登場予定。

     ちなみにフォワードガイダンスとは、中央銀行が「現在の金融政策をいつまで継続するのか?」を事前に教えてくれること。声明文を通じて市場とのコミュニケーションを図りながら明確なシグナルを送ることを指す。これを最初に導入したのが、カーニー氏が現在総裁をしているBOCと言われる。


    「その他の取り組み」

     インフレターゲットには2つ案が出ており、決定はしていない。ひとつは現在のインフレ・ターゲットである2%という数字を変更する案。もうひとつは、インフレ・ターゲットという「ひとつの数字」を設定せず、「インフレ・バンド +1.0~3.0%」というバンド制を導入するという案。

     また金融政策目的を、現在の「物価安定の維持」を廃止して「名目GDP」を新たなターゲットとして導入するという噂もある。


    「マーケットの反応」

     市場予想としてはBOEの枠組みがどう変わろうと、緩和余地の拡大を念頭に置いた変更となると予想されるため、ポンド下落支持が多数派である。




    欧州の動向(2) キプロス危機 

     欧州において、わずか0.2%の経済規模でしかないキプロスでの危機が、何故ここまで事態が大きくなったのか。キプロス危機を振り返る。


    「危機の原因」
     
     キプロスの銀行がギリシャ国債を大量に保有していたことが原因。


    「事態が大きくなった理由」
     
     ユーロ加盟国に問題が起きれば、当然その危機は他の加盟国へ飛び火するリスクを常に抱えているため。
     今回の問題は「銀行部門」の問題だったので、金融機関の基盤が脆弱なスペインが特に危惧され、株価下落幅もスペインが一番大きかった。


    「EU及びIMFによる100億EURの金融支援に対する条件」

    ①預金口座に対する特別課税
     口座残高10万EUR以上:当初9.9%の予定だったが現在は清算後決定となる。予想は40~80%。 
     口座残高10万EUR以下:当初6.75%の予定だったが、こちらは逆に中止。
    ②法人税を現行の10%から12.5%へ、利子課税率を現行の15%から30%へ引き上げ。
    ③歳出削減と増税により、2015年までの3年間に渡りGDP比5%の赤字削減達成を目標とする。
    ④年金額や補助金のカット、年金支給年齢の繰上げ。
    ⑤2016年までに公務員を最低でも4,500人解雇。

    など。支援に関し、上記以外の内容としては、

    ・100億EURに対する利子は2.5%
    ・最初の10年は返済義務なし。その後2023年から12年かけて返済。
     
    など。


    「ギリシャやポルトガルなど過去の金融支援との違い」
     
     ドイツが救わないとユーロは崩壊するし、またドイツしか救える国がないので、過去、泣く泣く支援金を支払ってきたドイツだが、今回の支援に対してはかなり強硬手段に出た。その背景としては、加盟国の支援に対し独連邦議会での採決が義務づけられたことに加え、9月の総選挙の思惑もある。

     また、キプロスの銀行ではマネーロンダリングが指摘されており、EUやIMFが支援しても犯罪組織の手に落ちる危険性あり。よってユーロ加盟国より納められた税金を使うのに各国が難色を示す。


    「大規模な銀行再編」

     キプロス第2位のポピュラー(ライキ)銀行が清算を前提にグッドバンクとバッドバンクに分割され、10万EUR以下の預金全てとECBから受け取る支援金90億EURは、最大手のキプロス銀行に移管。
     
     一方、10万EUR以上の口座はバッドバンクへ移管され、最大80%程度のヘアカット予定。また最大手のキプロス銀行の10万EUR以上の口座に対するヘアカット率は40%程度の予定。




    欧州の動向(1) 

     プロならともかく、別の仕事をしている個人がファンダメンタル分析のみで取引するなんて馬鹿げているとしか思えない。指標トレードもしかり。理由は省略。

     まあ指標トレードに関しては、指標結果を見ないで値動きだけで勝負するならまだ理解できなくもない。今月の雇用統計は良い例だろう。あれはトレンドが分かっていたら負ける事はない。誰の言葉か忘れたけど、トレンドはニュースを凌駕する。

     とはいえ長期的にはファンダメンタルはボディブローのように効いてくる。為替は米国と欧州で動いているから、少なくともこの2地域の動きは、大雑把でよいので把握しておく必要がある。当面ブログは欧州の動きについて書くことにする。逆に、日本のファンダメンタルはどうでもいい。今回の日銀は例外にあたる。


     第1回めは1-3月の欧州での出来事を振り返ることにする。


    (1月)

    ・イギリスのキャメロン首相が、2015年の総選挙で保守党が政権をとり、かつ自身が続投した場合、2017年に「EU残留・離脱」を問う国民投票実施予定。この発言を期にポンド下落基調へ。

    ・LTRO前倒し返済額が予定を大きく上回り、2015年の返済期限を待たず前倒し返済に動けるほど欧州系銀行の体質が改善されたことに加え、欧州の金融システムの健全化が好感され、ユーロ上昇。


    (2月)
    ・通貨安戦争顕在化。対象通貨は円、ポンド、スイスフラン。G7の緊急共同声明では暗に日本を非難。しかし名指ししなかったので、円安強まるという皮肉さに。マーケットの神は笑っている。

    ・イタリア総選挙。反緊縮・ユーロ圏離脱の是非を問う国民投票を主張する5つ星運動の票が飛躍的に伸びるなど、問題山積みのイタリアで政治の空白が長期化することが決定。イタリアは未だに正式な政府が誕生しておらず、それまでの期間はモンティ暫定政権継続が決定しているが、政策決定能力は無し。

    ・2月のMPCでBOEキング総裁の意見がまたもや否決。まあ厳密には、少数意見に票を入れたということ。2003年の就任以降4度目。これを受けポンド下落基調強まる。これは下のカーニー次期総裁も影響している。

    ・カーニー次期総裁の議会証言で、景気浮揚を目的とした新たな緩和手段の導入を匂わせポンド下落。カーニーは今年7月よりBOEの総裁となるが、実は異例のカナダ人。

     BOEについてはまた次回以降に述べたいと思う。


    (3月)
    ・キプロス危機。昨年からずっとEUに対し金融支援を要請していたキプロスだが無視され続け、今年に入りやっと支援要請に対処し始めたが、支援額を当初の170億ユーロから100億ユーロへ減額し、そのうちの6割をキプロス自身が負担するという異例の結論を下す。

     キプロス危機についても次回以降にまた述べたいと思う。

    ・イギリスの2013年度予算案発表時に、カーニー新総裁就任後のBOE金融政策決定責務の見直しも同時に発表。今までの「物価安定の維持」に加え、「フォワードガイダンス制を導入」へ。



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